実家を出ることにした

ライブも私生活も停滞を感じている。

いつも一定のクオリティの演奏はできるようになった気はするけど、自分が満足出来きない。出し切っていない、開ききっていない自分を感じて、いつもライブ後きまりが悪い。

状況を打開すべく環境を変えることにした。

実家という環境は楽チンなのだが、楽チンすぎて何もする気が起こらなくなる。

また実家には、何もしないで生きていけた子供時代の記憶が深ーく染み付いていて、その「場の力」には、抗いがたいものがある気がする。

松本へ行ったり、東京で素晴らしい音楽を演奏している友達に会ったりすると「俺ももっと何かやりたい!」と燃えてくるのだけど、家に帰った途端に、子供時代モードに戻っちゃて、何もする気が起こらなくなって、お腹いっぱい食べて、眠くなって、寝ちゃう。

実家にいると何もかも億劫だ。洗濯物取り込むのもめんどくさい。かといって頼んでもないのに親にとりこまれると、恩着せがましさにイライラする。そんな自分に気づいた時、潮時だと思った。

実家に帰って、気づいたら三年経っていた。だいぶゆっくり休んだなーって感じ。

10月に憧れの街松本へ引っ越そうと思っている。
36歳。職歴資格特になし。あて特になし。果たしてどうなるって感じです。

ギター

御茶ノ水に80年前のヴィンテージギターを買いに行った。24万円。

24回払い(金利無料)を申し込んだが、必要事項記入中にやっぱり値段に怖くなって、買うのやめた。自分のチキンっぷりが笑えた。

 

ギターなんてなんでもいいと思っていたので、頑丈で弾きやすい、新品のギターを買おうと思っていたのだが、ヴィンテージギターは音色が別物だった。「ヴィンテージならではの乾いた鳴り」という表現はよく聞くが、実感した。

 

 

「ギターなんてなんでもいい」という感覚は、ブルースに影響を受けている。

 

高校生の頃、来日したマジックスリムのライブを観た。

 


Magic Slim And The Tear Drops - I'm A Blues Man Live

 

ジャズマスターを使う珍しいブルースマンなんだけど、ギターソロの途中で弦が切れた際、リズムギターの人とギター交換してソロを再開したら、1音目から、さっきまでと全く変わらない「this isマジックスリム」としか言いようのない音が出てきて笑ってしまった。ギターは「何を弾くか」ではなく「誰が弾くか」なんだなー、とギターキッズ(死語?)鳩山少年の胸に深く刻まれたエピソードだ。

 

 

そういえばマジックサムの大名盤のライブ盤も、借りたギターで演奏していた、という噂を聞いたことがある。

 

こーゆー音楽に親しんでいるうちに、いつのまに「ギターにこだわらないのがカッコいい」という価値観を持つに至ったのだと思う。

 

しかし最近は、選べるなら、気に入った音色の楽器選びたいよね、と思うようになった。こだわりを避けてきたが、こだわらないことにこだわるのもやはりこだわりだ。てかブルースマンたちも、そもそも、そこにはこだわっていなかったと思う。もっと自由にやりたい。

 

 

ギターは買えなかったが、国産大粒納豆は、半額にもなってないのに、当たり前のように買えるようになった。大粒は美味しい。
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成り行き

三井未来君と話をした中で印象に残っているのは、井戸の底立ち上げの由来は「成り行きだった」という話だ。

もともと自分が音楽やるために作った場所なんだけど、それを面白がる人たちが居て、ライブスペースとしての今に至るらしい。

なんで印象に残ったかというと、お昼に会った「電線の鳥」の店主原山さんからも、似たような話を聞いていたからだ。

原山さんはアカペラで自作曲を歌うという独自のライブ活動をしているらしいのだが、それをはじめたきっかけが、やはり「成り行き」と言っていた。

最初はライブのためではなく、個人的に曲を作っていたそうだ。それを面白がる人たちとの縁があって、今のライブ活動に至っているらしい。


立て続けにそんな話をきいただけに「松本マジ成り行きの街!カッコいい!」と思った。


松本には、そーゆー成り行きを許す豊かな土壌があるように思う。
市街地にドバドバ美味しい湧き水が溢れていることに象徴されるような生活環境の豊かさが、それを底で支えているのだろうか。
成り行きだから力みがない。そして力みがないからこそのナチュラルな力強さを、松本の人たちは持っているように感じる。

松本「井戸の底」でライブ

「電線の鳥」を後にして、夜のライブ会場「井戸の底」へ向かう。

大好きな雑貨屋さんや美味しい湧き水を横目に街を歩く。
前住んでいた東京や今住んでいる山梨とも違う、徒歩圏内に面白い場所が集まっている街の距離感が心地よい。

俺にとって松本は歩いてるだけでテンション上がる、いわばディズニーランド的な場所なのだが、ディズニーランドと違うのは、住めるし、実施住んでる人も沢山いることだ。

ギター背負って、涼しくなってきた夕方の松本城のお堀を歩いていたら、ガチで住みたくなった。




「井戸の底」はgivemelittlemore.で知り合ったシンガーの三井未来君が、この春自宅を改装して立ち上げたという噂のライブスペース。松本城から5分ほど歩いた静かな住宅街の中にある。


来る前は「民家の和室でライブする感じかな〜」くらいに想像してたのだが、想像をはるかに超えたライブハウス感でビビった。外見はホントに普通の古い民家なのだが、中の10畳ほどのライブスペースは、石膏ボードで天井まで防音されて、ミキサーやスピーカーまである。完全diyとの由。きゅうりの支柱を立てるのも一苦労の身としては、敬服しちゃう。






音響的にも、硬い壁に囲まれているおかげで声がよく響いて、歌いやすい。トレインの汽笛もフルで吹けそう。
想像以上にいい演奏できそうな場所で、テンション上がってきた。


場所自体の面白さもさることながら、松本城下の、何十年も風景が変わってないような懐かしい静かな住宅街に、こんなスペースがある、というシチュエーションも面白い。
こーゆ場所作っちゃう面白い人がいて、それを面白がる人がいて、そーゆー面白いことをやるのを後押ししてくれる、すでに面白いことしてる人達も沢山いて。面白い街だなーと思う。

ここでライブして欲しい友達の顔が何人か浮かんだ。

いいギターは弾かなきゃ勿体無いように、いい場所なので、これからもガンガン音楽が鳴り響いて欲しい。

松本で鳩山メソッドモニターレッスンを行った

松本で、鳩山メソッド初のモニターレッスンを行った。
場所は松本のアットホームな本屋さん「books電線の鳥


先月、松本の激アツイベントスペースgivemelittlemore.

でライブを観てくれた電線の鳥店主の原山さんが、献体提供の申し出をしてくれて、今回に至った。


松本は、歩いているだけでテンション上がる、好きな街。
去年用事もないのに遊びに来すぎて、さすがに飽きてきて「来年は音楽の用事で来たいな」とふと思った。

それからギブミーリトルモアでライブできて、それきっかけで、普通にお客として遊びに行きたいなーと思っていた「電線の鳥」で、その場にいたお客さんも交えて初の鳩山メソッドモニターレッスン開催、という展開。去年願ったことが、想像できなかったくらい素敵な形で叶っていることが嬉しい。


15年以上自分に教えてきた鳩山メソッドだが、ついに直接他人に教えた。
肩書きも資格も経験もないのによくやったなーと、我ながら思う。


引き続き無料モニター募集してます。声出せる場所だけ用意してもられえれば日時場所応相談。興味ある人はとりあえずコンタクトください。今、とにかく、他人に教える経験と、自分以外のエビデンスが欲しい。


鳩山メソッド気になる!?という方はメルマガ登録を。
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hatoyamakoji@gmail.com

東京出張

東京某スタジオにて、鳩山浩二(伴奏)初練習。

ピアノを弾いてくれる、に角すい飯島さんと初顔合わせ。

当たり前のようだが、一人でやるのとは勝手が違う。拍子のとり方とか、自分にとっては当たり前すぎて気にもしてなかった些細な事ほど、しっかり説明して伝える必要があるのが、まどろっこしくもあり楽しい未知の体験だった。

 

 

その後お茶の水でギター弾き比べ。ケーブルを刺すだけでいい音の出る優れたピックアップ付きの、弾きやすい、頑丈な、ライブ向けの新品ギターを探していたはずが、80年前の、ハワイアンギターを改造した極太ネックのカラマズーにひとめぼれ。乾ききった音色と、不逞なまでの鳴りが忘れられない。ネックは極太だけど、調整が行き届いているせいか弾きづらくない。以前持っていたwaterlooとは全く別物だった。

 

俺にとってギターはあくまで音楽を奏でる道具で、使いやすさ頑丈さ等、スペックを優先してきた。

 

店に来る前は、taylorの最新のvブレーシングのギターが最有力候補だったのだが、弾いてみてもイマイチピンと来ない。そこにきて、まさか80年前のラダーブレーシングに心惹かれるとは思わなかった。ヴィンテージははじめから眼中になかったんどけどなー こんなに音色が違うとは思わなかったな~ 弾いてみなきゃわからないな~ 

 

ちなみにライブ用ギターはメイトン社一択!だった。ピックアップの音色と、左手の弾きやすさが別格だった。これ使うだけで5割増しでギターがうまくなる感じ。

 

ベストの一本を探していたのだが、家用ライブ用で二本持っ手もありかも、と考え始めている。

 

 

 

夜は下北沢でライブ。ミックスナッツハウス主催イベント「ufoにステッカー」の記念すべき初回に呼んでいただきました。

ミックスナッツハウスをはじめて観たのは10年くらい前、同じく下北沢。今でも印象が残っていたんどけど、改めて、かっこいいな~という印象が更新された。

 

音楽的なカッコよさもさることながら、王子のステージ上ステージ下での心の開きっぷりがカッコいい。てか開いているから音楽もカッコいいのだ。なんたる勇気と優しさ。

平日にもかかわらず、沢山のお客さんの笑顔がライブハウスに溢れる音楽というのは、こーゆー人たちが奏でるこーゆー音楽なのかと思いながら観ていた。

 

ライブの告知

7月31日(水)@下北沢440
http://440.tokyo/

ミックスナッツハウスpresents「UFOにステッカーvol.1」
出演:鳩山浩二ミックスナッツハウスほか?
18:30/19:00
¥2,500/¥2,800(D別)




◇井戸の底 投げ銭ライブ
8/4 (日)
松本市 井戸の底
17:30open 18:00start
エントランスフリー投げ銭ライブ(1drink)
鳩山浩二(山梨)/林/レペゼンパンツ/河野風雅

松本のシンガー三井未来さんが自宅を改装して立ち上げた、話題のスペース。