2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四股と健康

四股は脚を上げる運動に見えるが、見方を変えれば軸足で地べたを蹴る運動だ。当然地べたを蹴っても地球は動かないので、その力は体に戻ってくる。その結果として、内臓を蹴り上げている感覚がある。左のお腹の中にその実感が強くあるのだが、これはジロリア…

体の細分化

教科書に書いてある「体の細分化」を実感している。体がパーツごと関節ごと筋肉ごと細かく動くようになる程、体全体は簡単に動くようになる。見える部分を例にすればわかりやすい。例えば肘関節が癒着して腕が一本の棒になったとする。ギター弾くのなんて難…

腕の内捻りで弾く(右手)

前の記事で脚の内捻りについて書いたが、腕にも同じ事がいえる。腕の皮を剥いて筋肉のつき方を見てもわかるように、身体の力を腕から指先へ伝える経路は、内ねじりの螺旋になっている。つまり、ものすごく簡単に言うと、腕を内側にねじる意識をすると(脇を…

股関節の位置

はじめての機材を使う時に説明書を読んだかどうかで使いこなし度が全然違うように、体にも、知ってるだけで動きが変わる、説明書的な情報がある。 腸腰筋を使うために、以下の二つの情報は大変役に立った。 一つは腸骨筋のつき方。寛骨から股関節の裏側に内…

体の歪みを自分でなんとかする道筋が見えてきた

鳩山メソッドと称して響く声を探究した末にたどり着いたのは、発声法ではなく自分の体の歪みだった。 発声法の前にまずは歪みをなんとかせねばと思い至ったものの、この歪みというものを自分でなんとかするのが難しい。 難しい理由は二つある。 一つは認識の…

尻を上げる

四股の間に間に深く腰を下ろす方式は、とても疲れるので筋トレとしてたまにやることにして、デイリー四股は、体の中の力の道筋に意識を集中する目的でフォーム優先にした。 四股を踏んでいると伝統の型の威力を感じる。 体の変化って大体は長期間で感じるも…

四股

dtkbc.hateblo.jp 前々から趣味で四股を踏んでいたが、黒人音楽の秘密は腸腰筋にありと決めつけて「目指せ黒人並の腸腰筋」という目標を掲げた今、音楽活動として公園で四股を踏んでいる。我ながらいよいよ謎の人間になってきた。 必要に迫られた状態で四股…

常識

同じ激辛カレーでも、食べる人によって、ご褒美にもなれば罰ゲームにもなる。そこには何も問題はない。しかし、もしそこに「常識」が入り込んだとしたら、状況はややこしくなる。 仮に「激辛カレーは罰ゲームだ」という価値観が常識になったとする。常識が生…

「続ける事が大事」の意味

成功は失敗で浮き彫りにされたものでしかない。失敗と成功は、一つのものの裏表でしかない。「失敗は成功のもと」というけど、もっと言っちゃえば「失敗は成功」だ。 しかし、一つのもののはずなのに、失敗と成功は確かに存在するように見える。では失敗と成…

失敗=地固め

鳩山メソッドと称して響く声を追求した結果、発見したのは発声法ではなく自分の体の歪みだった。そこで、一旦発声法はおいといて、体自体を整えることにした。演奏の練習をする前に、楽器のメンテナンスをすることにしたのだ。 参考にしているのがこの本。ス…

黒人並の腸腰筋を目指す

練習とは2倍の力で頑張ることではなく、半分の力でやる方法を見つけることを練習と定義して以来、いかに末端の細い筋肉ではなく、根っこの太い筋肉の力で動けるかが練習のテーマになっている。 そこで注目した筋肉が「腸腰筋」だ。身体の根っこにある腸腰筋…

弦を押さえる指先の位置が変わった

弦を押さえる力を、指の力から、左腕の内捻り(脇を締める方向)の力に変更した。すると指先が弦に触れる位置も変わった。 今までは、ここら辺で押さえていたが、 腕の内捻りの力を指先に伝達するなら、 ここら辺で押さえた方が全然いいことに気づいた。肩から…

中心を定めると、末端も定まる

腸腰筋がよく働く事を最優先に生活している。 腸腰筋がよく動くには骨盤はこの角度にせざるを得ないな。足の向きはこっちだな。内臓が落ちてくると骨盤の角度が決まらなくなるか、1日の食事量はこれくらいがいいな。等々のように、中心を定めると、末端も自…

稽古

体のある部分を意識して動きの練習を重ねると、そのうち体の、意識していた部分が変化する。その変化した体で改めて同じ動きを練習をすると、前は気づかなかったポイントが見えてくる。今度はそのポイントを意識して練習を重ねる。体が変わる。さらに別のポ…

四股を踏んでいたら正しい発声の姿勢が見えてきた

以前から趣味で四股を踏んでいたのだが、四股って脚を上げる運動ではないと気付いた。 骨盤を開くことと閉じることで腸骨筋を伸び縮みさせて、重心を交互の股関節に乗っける感覚が見えてきた。片方の股関節に重心を乗せるという段取りさえ済めば仕事は9割完…

体の辻褄が合ってきた

鳩山メソッドと称して、快感と響きの都合を最優先して声を出していた結果、発見したのは発声法ではなく、自分の体の歪みだった。そこで発声法は一旦わきにおいて、体自体の事を学ぶことにした。演奏法より先に、まずは楽器のメンテナンスをすべきと思い至っ…

わかる

わかるは、わからないで浮き彫りになったものでしかない。 どこがどうわからないかさえもわからない未分化の曖昧な領域を、具体的にこうわからない、あぁわからないと区分けしていき、その結果浮き彫りにされたものが「わかる」だ。 「わかる」が「分ける」…

それ系の動画ばかり見ている

鳩山メソッドと称して、より響く事を最優先して声を出し続けた結果、発見したのは発声法ではなく、自分の体の歪みだった。まずは演奏の練習ではなく楽器のリペアだと思い至り、この体を上手に使う方法を色々学んでいる。 ギター弾き語りは、日本にはただかだ…

練習を続けていると、途中で逆にできなくなる理由

練習を続けていると体の一部が変わる。一部が変わると、その変化に対応するために、体全体のバランスの取り方も変わってくる。そうなると何が起こるかというと、以前のバランスで行なっていた動作が、一時的にできなくなる。練習を続けていると、できていた…

ねじりで弾く(左手)

腸腰筋は、直接意識して動かすのは難しい。なので、腸腰筋が使えるようになるためにできることは、身体の各部位が、どんな条件を満たせば腸腰筋が発動するのかを探すことだ。色々試しているうちに、腕を内側に捻る感覚が見えてきた。 押弦するのも、腕を内側…

肘で弾く(左手)

押弦がうまくいかない時は、指を自在にコントロールする力や握力が足りないというより、そもそも手自体が、指を動かしにくいポジションをとっていることが原因だったりする。この場合、頑張って指を動かすことではなく、肘を、指が動きやすい位置に移動させ…

指以外の全部で弾く

鳩山メソッドと称して、教科書に載っているように正しい姿勢とかを一旦脇におき、とにかく響く事を最優先にして声を出してきた。その結果発見したは、声の出し方ではなく自分の体の歪みだった。そこで今度は発声を一旦脇において、体そのものに意識を向ける…

確信とは

練習を続けていると、できなかった何かが、突然できるようになる瞬間がある。レベルアップの瞬間だ。この瞬間には、体感として実感できる間違いようのない確信が伴う。逆に言えば、頭で「これでいいのかな?」と思っている間は、できていないと言う事だ。 本…

練習の四段階

何かを練習して、それができるようになるまでには、四つの段階ある。 「わかってないことがわかってない」 まだやったことがない段階。 やったことがないのに何故か、自分はできるという根拠のない自信を持っている。 実際はできないのに、自分はできると思…