2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「なんでライブしてるの?」

ライブのためにはじめたつもりのボイトレが、面白すぎて、気づけばボイトレ自体が目的になっている。 主な音楽活動が「自分で自分に発声法を教えること」になった自分にとって、コロナ禍は、全然音楽活動の支障にならなかった。 時代を先取りした音楽活動だ…

後頭下筋群

環軸関節の場所は、脳からの指令が行き来する脊髄の通り道でもあるという。この部分が縮んで常に圧迫されている状態は、いわば情報伝達のケーブルが常に踏みつけられているようなもので、心身に及ぼしているであろう悪影響の大きさは、素人ながらにもありあ…

やはり首がネックだと認識を強める

先日紹介した本でも、解放された首の重要性が強調されていて、自分の首周りに感じる違和感と照らし合わせてみると、やはり自分の発声は、首がネックになっているという認識を強めた。 dtkbc.hateblo.jp 環軸関節に注目している。憧れの歌手と自分とを分ける…

ピッキングの無駄な動きに気づいた

ピッキングの無駄な動きに気づいた。左手がフレットを上下するのにつられて、右手のピッキングする位置も上下(弦に対して水平の方向に移動)していることに気づいた。音色を変える意図があるわけでもないし、右手は弦に対して垂直方向に動けばいいだけで、水…

アレクサンダーテクニークの本がためになった

はじめてボイトレの本を読んだ時、レベルが高すぎて、書いてあることの意味すらわからなかったのを覚えている。 「腹式呼吸」とか「〇〇(体の部位)に響かす」などの感覚的な表現に終始していて、それが具体的に何を指しているのかが、全然理解できない。 …

首がネック?

師匠の言うところの「伸ばす縮める」の動きを強調する四股を踏んでいたら、肩甲骨から肋骨に続き、首も連動しはじめた。右半身を伸ばすところまで伸ばすと、首がゴリゴリっと鳴る。「伸ばす縮めるを繰り返すと、縮んだ首も伸びてくる」と言っていたのは本当…

肋骨

肩甲骨を上げる力と、肋骨の後ろを下方に広げ伸ばす力を拮抗させる「肋骨」と一まとめに認識せず、肋骨一本一本の間を、上から、丁寧に伸ばしていくような意識をすると、さらに肋骨が伸びるようになった。これも師匠の言うところの細分化だろうか。肋骨を下…

肩甲骨でギターを弾く(右手編)

肩甲骨で運指する左手についての話を書いた。右手についても同じだ。弦は指で弾くのではなく、腕で弾くのでもなく、肩甲骨で弾く。肩甲骨から腕を内側に捻る力が弦を弾く原動力で、腕から先はその力を伝達するための通路でしかない。 通路をスムーズに力が流…

肩甲骨でギターを弾く(左手編)

ギターを弾く時、押さえたいフレットは上下左右いろんな方向に存在する。しかし、指の関節は、一つの方向にしか曲がらない。ここに指でギターを弾く限界がある。 じゃあどうするかと言えば、肩甲骨から左腕を動かせばいい。肩甲骨は筋肉だけで繋がって肩に乗…

ハウツーの限界と型

一個前の記事でいうところの「肩甲骨を上げる力に拮抗する肋骨の後ろを下に引っ張る力(今のところ前鋸筋と見当をつけている)」を使えるようになったら、声も出るようになった。呼吸のフイゴが見違えて強力になった。世に言う「背中で歌う」とは多分これのこ…

ギターは肩甲骨で弾くものだと気づく

四股を踏んでいると、体のあるパーツの挙動が、別のパーツの挙動を催す事がある。それを積極的に利用して、体の連動を開発する運動として四股を踏むことにした。 片方の肩甲骨を上げる事で、その逆側の脚を上げる、という連動を発見した。それを続けるうちに…

体の使い方自体を開発するのが1番コスパの高い練習法だと実感する

ボイトレ本の教科書を一旦脇に置いて、「より響く」「より呼吸に乗る」「喉が痛くならない」という、自分の中にある間違いようがない感覚だけを頼りに、一からでっち上げていった発声法「鳩山メソッド」 より響く姿勢を求め続けた末に発見したのは、自分の体…