大根大好き

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菜園がジャングルだ。発芽するか不安なのと育った後のイメージがわかないので、種を密にまきすぎた。まいた種たちは想像以上に育ってくれた。 この反省を活かしつつ、秋の種まきを始めた。メインは大根だ。以前も書いたが、大根ほど人間に友好的な野菜はないと思う。一度に葉と身を楽しめ、身一本で甘い〜辛いまで楽しめる。どう料理してもおいしい。おまけに栽培容易ときたもんだ。野菜は、美味しさと栽培難易度が必ずしも比例しないところがいい。むしろ、少ない肥料で育つような逞しい野菜のほうが、往々にして実直な美味しさを持っている。当たり前のものほどありがたいものはないのである。 スーパーで買えるのはほとんど青首大根だけど、実は日本には、それはもう沢山の個性的な大根が存在する。青首ばっかりの理由は、食べる人の都合というより、流通の都合が大きいように感じる。そこで家庭菜園の強み、大いに色んな大根を育てたいと思っている。 現在、聖護院、緑大根、大蔵、みのわせ、と、四種類播種。おろしや煮物はもちろん、たくあんに千枚漬けと、今から夢が広がる。