さつまいもを伏せる

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奥の深いこと程敷居は低い。野菜を作るにしろ、生活をかけて結果を出すことを追求する農業が大変な事はわかりきっているが、出た結果を楽しむ家庭菜園、こんな楽しいことはない。季節さえ間違えなければ、後は自然が勝手に仕事してくれる。仮に収穫までたどり着かなくても、地球上の緑が増えた分だけやった甲斐があったし、芽すら出なくても、金銭的種代は種代5円、とかの世界だ。

さつまいもの苗を作るべく、芋を伏せた。はじめての試みだが、台所に放っておいてもつるが伸びてくるくらい生きる気マンマンのさつまいも、できないはずがない、位に思っている。この300円分の芋からにょきにょき伸びたツルを、五〜六月にちょん切って、地べたにさしておけば、秋には何倍ものさつまいもを収穫できることになっている。こんな利回りのよい投資はない。さつまいもとじゃがいもは本当に痩せ地で世話なく育ち、救荒作物と呼ばれている理由を実感した。さつまいも栽培は去年色々失敗できたので、今年は楽しみでしかたない。会う人会う人に配り歩けるくらい育てたい。