思ってたより早めに健康法と発声法が繋がった

身体は全パーツが連動している。

ということは、どのパーツから働きかけても、最終的には全身に効果が及ぶ。

、、、と都合よく解釈し、体のリペアを開始した。



どこからはじめよう?

とりあえず近視回復を目標に、目と全身との繋がりを勉強しはじめた。



この本を読みはじめたら、書いてある内容がいちいち自分の体の状態と辻褄が合うので、やる気が出ざるをえない。

肩甲骨、腎臓、土踏まずなど、今まで意識しなかった部分に意識がいく。

それらに働きかけると、実際体のバランスが変わっていくのを実感できる。

効果が実感できるとさらにやる気が出る正のスパイラル。




それよりなにより、自分の体の実感を通して、自分を知っていくという作業自体が、楽しい。

体を使う学びは、わかった時に確信が伴う。何故なら、答えが自分の中から見つかるから。

この何かを知った事を確信した時の爽やかさは、ネットや本でいくら知識を学んでも、得ることはできない。これこそがお稽古事の醍醐味だ。





さて、目と全身の繋がりを学ぶうちに、肩甲骨の左側のコリに行き着いた。

行き着いてみたらなんのことはない、響きを最優先して声を出す時、いつも突っ張りを感じる場所だった。

発声法は一旦脇において、体のメンテナンスをはじめてみたが、実際はじめたら、思ったより早く発声法と繋がった。




で、何をしているかというと、その場所をせっせと蒸しタオルで温めている。遠回りを覚悟で体のメンテナンスをはじめたが、結局やることはシンプルだ。


発声法のための健康法なのか、健康法のための発声法なのか、手段と目的がわからなくなっている。