境地

市から市民農園継続意思確認書類が届いた。芋専門に借りた二つ目の畑は今季限りになる。昨今のコロナ事情で家庭菜園需要が急上昇し、来季からは複数の畑を借りられなくなるようだ。

 

 

どの分野でも達人になると、難しい事を簡単に行いすぎて、素人が見たら、何もやってないようにしか見えないことがある。

 

技を極め尽くした達人の「何もしない」みたいな物言いは、技術論というより、「境地」と捉えた方がいいい。

 

 

「自然農」もひょっとして、ハウツーではなく「境地」なのでは、と、今更ながら感じはじめた。

今年は小松菜や春菊がちっとも育たなかったし、ナスは、一夏で3個しか収穫できなかった。「何かおかしい」と感じざるを得ない。

 

だんだん土が育っているのかもしれないが、市民農園の借地期限はあと3年だ。何十年先を見据えた計画は立てられない悲しさがある。

 

来季は、耕す&土壌改良資材をガンガン投入しようと思っている。