物を捨て起こった生活の変化 「部屋の使い方」
いらない物を捨てまくったら、部屋の使い方が変わった。
我が家は二階建ての一軒家で、間取りはこんな感じ。
一階 四畳半と六畳、キッチン、風呂トイレ
二階 六畳
ちなみに家賃は4万円である。
都会での一人暮らしと比べたら、恵まれすぎているほどの広さと言えるだろう。それなのに今までは、この広さを活用できている実感が全然なかった。常に漠然と散らかった部屋で、ぼんやりと暮らしていたように思う。
二階の六畳は、ヨーガ専用の部屋。この物件を選んだのも、この部屋を作りたかったからだ。
ヨガマットしか置いてない空っぽの部屋、というのが理想だったのだが、どうしても何かしら散らかった部屋になっていた。
光回線のコンセントがここにしかないので、モデムなどを置かざるを得ない。
音楽も聴きたいという邪心が起こりスピーカーを設置してみたり。そうなるとケーブルも張り巡らされることになる。
夜は寝床としても利用するので、布団も置く。
極寒ゆえの大量の布団は、畳むのもめんどくさいので出しっぱなしになりがち。などなど。
それらを一掃できた。スピーカーも手放し、寝る部屋も変えた事により、入居二年目にして、ほぼ当初の理想通りの部屋にできた。
先日の固定費見直しのところで書き忘れたが、光回線も解約したので、来月からはさらにスッキリするだろう。ちなみに楽天モバイルのポケットルーターに乗り換える予定。(月5000千円⇨3500円へ。年間約18000円の節約。)
一階の六畳は、以前は非常に混乱していた。オーディオと本棚、細々した工具や小型家電などの雑貨、そして衣服がこの部屋にあった。
まず、小型家電や工具などの使っていないものは、捨てた。量が少なくなったら、玄関の靴箱に収まる量になったので、そちらに移動させた。それらを収納していた無印良品ポリプロピレン頑丈ボックスも不要になったので、ジモティで手放した。
衣服は床の間的なスペースに、突っ張り棒とプラケースを使い収納していたのだが、以前から視覚的にうるさいなー、とは感じていた。
それらは四畳半に移す事にした。床の間に雑多にぶら下がっていたシャツと、積み重なったプラ衣装ケースが目に入らなくなった視覚効果は想像以上だった。上空スペースが空いていると、こんなに見た目がスッキリ気持ち良い空間になるのかと感動した。よく部屋作りの本に「背の低い家具で揃えて、部屋に広がりを持たせる」的なことが書いてあるが、ほんとだね。現在床の間には、ギターが一本置いてある。
今までは、六畳の部屋の外に洗濯干し場があったので、四畳半の方に衣服を置くのは動線的にめんどくさいかなーと躊躇していたのだが、果たして全然そんなことなかったですよ。というか物が少ないと、そういったちょっとした手間が、全然めんどくさく感じなくなるのだ。ついでにシャツはカゴポイ収納にして、大量にあったハンガーの半分以上は捨てた。
衣服をどかしたら、本棚もどかしてみたくなり、同じく四畳半へ移した。するとさらにスッキリした。空いたスペースに布団が置けるなと気づき、この部屋を寝床にする事にした。現在この部屋は、音楽を聴く、寝る、の専門部屋になった。
四畳半はこれまで、どうも役割がはっきりしない、使いきれていない部屋だった。
しかし他の部屋の使い道が決まったら、この部屋の役目も自ずと定まった。倉庫部屋だ。
服や本、そして台所と繋がっているのでストックの乾物やお米、精米機など。
電子ピアノもこの部屋に移した。ブルートゥーススピーカーもついているので、台所で音楽を聴ける。我が家唯一のフローリングである台所に机を設置し、そこで読書をしたり、音楽を流しながらパソコンでブログを書いたりするのが、今お気に入りの家での過ごし方だ。
去年「なんで俺の部屋って永遠に片付かないんだろう?」って疑問に思ったのだが、今ならその答えがわかる。
「いらない物が多すぎた」
ほんとにこれだけwww
わかってみたら当たり前すぎる。今となれば、こんな当たり前のことが分からなかった自分のマヌケさに笑ってしまう。
いらない物がないと片付けようと思わなくても、家は自ずと片付く。てか、いらない物が多すぎると片付けなんて絶対にできない、とすら今は思う。
「整理しようと思っちゃだめだよ、捨てなきゃだめだよ」って、ガチですわ。