2021-01-01から1年間の記事一覧

稽古

体のある部分を意識して動きの練習を重ねると、そのうち体の、意識していた部分が変化する。その変化した体で改めて同じ動きを練習をすると、前は気づかなかったポイントが見えてくる。今度はそのポイントを意識して練習を重ねる。体が変わる。さらに別のポ…

四股を踏んでいたら正しい発声の姿勢が見えてきた

以前から趣味で四股を踏んでいたのだが、四股って脚を上げる運動ではないと気付いた。 骨盤を開くことと閉じることで腸骨筋を伸び縮みさせて、重心を交互の股関節に乗っける感覚が見えてきた。片方の股関節に重心を乗せるという段取りさえ済めば仕事は9割完…

体の辻褄が合ってきた

鳩山メソッドと称して、快感と響きの都合を最優先して声を出していた結果、発見したのは発声法ではなく、自分の体の歪みだった。そこで発声法は一旦わきにおいて、体自体の事を学ぶことにした。演奏法より先に、まずは楽器のメンテナンスをすべきと思い至っ…

わかる

わかるは、わからないで浮き彫りになったものでしかない。 どこがどうわからないかさえもわからない未分化の曖昧な領域を、具体的にこうわからない、あぁわからないと区分けしていき、その結果浮き彫りにされたものが「わかる」だ。 「わかる」が「分ける」…

それ系の動画ばかり見ている

鳩山メソッドと称して、より響く事を最優先して声を出し続けた結果、発見したのは発声法ではなく、自分の体の歪みだった。まずは演奏の練習ではなく楽器のリペアだと思い至り、この体を上手に使う方法を色々学んでいる。 ギター弾き語りは、日本にはただかだ…

練習を続けていると、途中で逆にできなくなる理由

練習を続けていると体の一部が変わる。一部が変わると、その変化に対応するために、体全体のバランスの取り方も変わってくる。そうなると何が起こるかというと、以前のバランスで行なっていた動作が、一時的にできなくなる。練習を続けていると、できていた…

ねじりで弾く(左手)

腸腰筋は、直接意識して動かすのは難しい。なので、腸腰筋が使えるようになるためにできることは、身体の各部位が、どんな条件を満たせば腸腰筋が発動するのかを探すことだ。色々試しているうちに、腕を内側に捻る感覚が見えてきた。 押弦するのも、腕を内側…

肘で弾く(左手)

押弦がうまくいかない時は、指を自在にコントロールする力や握力が足りないというより、そもそも手自体が、指を動かしにくいポジションをとっていることが原因だったりする。この場合、頑張って指を動かすことではなく、肘を、指が動きやすい位置に移動させ…

指以外の全部で弾く

鳩山メソッドと称して、教科書に載っているように正しい姿勢とかを一旦脇におき、とにかく響く事を最優先にして声を出してきた。その結果発見したは、声の出し方ではなく自分の体の歪みだった。そこで今度は発声を一旦脇において、体そのものに意識を向ける…

確信とは

練習を続けていると、できなかった何かが、突然できるようになる瞬間がある。レベルアップの瞬間だ。この瞬間には、体感として実感できる間違いようのない確信が伴う。逆に言えば、頭で「これでいいのかな?」と思っている間は、できていないと言う事だ。 本…

練習の四段階

何かを練習して、それができるようになるまでには、四つの段階ある。 「わかってないことがわかってない」 まだやったことがない段階。 やったことがないのに何故か、自分はできるという根拠のない自信を持っている。 実際はできないのに、自分はできると思…

バランスの取り方がわかるようになってきた

2倍の力で動くことではなく、半分の力で動けるようになる事を練習と定義して以来、いかに体の末端ではなく、根っこの力を使えるようになるかに意識が向くようになった。胴体の動きを開発している。 体が動くようになると、姿勢の中でのバランスのとり方がわ…

腸腰筋

音楽に夢中になったきっかけはブルースだった。以来、声にしろギターにしろ、黒人の出す音は別物、という感覚がずっとある。 どう違うかは具体的に言えないけど、圧倒的に心が動かされる違いがある事だけは当時でもわかった。 そんな未知の音への憧れが、自…

わかったつもり=わかってないことがわかってない

何かをできるようになるために一番必要なのは、結局できなくてもやることに尽きる。 何故なら、できたという実感は、できなかった時の実感との比較でわかるものなので、できないという体験がなければ、そもそもできたことにも気づけない。 一番ヤバいのは、…

肩が動くようになってきた

姿勢に気をつけるようになったら、肩甲骨が動くようになった。というか、自分の肩がバキバキに凝っていることにはじめて気づいた。 長い間、凝っている状態が普通の状態だったので、自分では凝っていること自体に気づけなかった。 指や腕の根本であるところ…

姿勢が大事という考えに至った

響くこととと、体に不快感がないことを最優先に声を出すことを「鳩山メソッド」と称して自分に教えてきた。 それらを最優先にして声を出すと、発声法の教科書には絶対載っていないような、へんてこな姿勢になる事に気づいた。 つまり「響き」や「身体的快不…