2021-01-01から1年間の記事一覧

ハウツーの限界と型

一個前の記事でいうところの「肩甲骨を上げる力に拮抗する肋骨の後ろを下に引っ張る力(今のところ前鋸筋と見当をつけている)」を使えるようになったら、声も出るようになった。呼吸のフイゴが見違えて強力になった。世に言う「背中で歌う」とは多分これのこ…

ギターは肩甲骨で弾くものだと気づく

四股を踏んでいると、体のあるパーツの挙動が、別のパーツの挙動を催す事がある。それを積極的に利用して、体の連動を開発する運動として四股を踏むことにした。 片方の肩甲骨を上げる事で、その逆側の脚を上げる、という連動を発見した。それを続けるうちに…

体の使い方自体を開発するのが1番コスパの高い練習法だと実感する

ボイトレ本の教科書を一旦脇に置いて、「より響く」「より呼吸に乗る」「喉が痛くならない」という、自分の中にある間違いようがない感覚だけを頼りに、一からでっち上げていった発声法「鳩山メソッド」 より響く姿勢を求め続けた末に発見したのは、自分の体…

家庭菜園は簡単だ

野菜の育て方勉強する気になって、それ系の本を読み出すと、栽培法の多さに戸惑うことがある。乱立する様々な流派は、互いに逆のことを言っていることもしばしばある。この事実から読み取れることは何か?結局野菜なんて、どんなやり方でもそれなりには育つ…

さつまいもの様子を見に行った

先月15日に植えたベニハルカ70株。長雨前日を狙い定植、全株活着。 うまく根付きさえすれば、あとはほぼ手間いらずで秋には収穫できる。やせ地でも育つ。土の中に実るので風などの被害にも合わない。江戸時代、救荒作物と呼ばれた所以である。 植える時こそ3…

すぐわかる知識、あとからわかる知識、わかった気にさせるだけの知識

知っただけで即結果が変わる知識のことを書いた。関節はこの方向に曲がる、などの、説明書的な知識だ。ほとんどの知識は、知っただけでは意味がない。それはどんな意味なのか試行錯誤した末に「あぁ、これのことを言ってたのか」と、自分の中にそれを発見し…

やはり発声は姿勢ありきだ

発声でよくいう「うなじに響かせる」とはコレのことか、という感覚を発見した。あくびする時みたいに喉の奥、うなじの中の空間を後方に広げるようなイメージなのだが、日常でもでもこの動作を行うと、体がガラッと変わる。 まず呼吸のしやすさが全然違う。マ…

四股日記

四股で股関節を体の中心に蹴り入れるの図。黄色線は関係ない文字を消しただけです。 軸足を踏み込んだ反作用で股関節を蹴り上げると同時に、腰を落とすやり方に気づいた。この2つの力の拮抗を使うと、上げる脚を、軸足の方に近づけることなく、その位置から…

足の小指

ネットには、わかったつもりにさせてくれる情報が溢れている。 「わかったつもり」=「わかってないことがわかってない」だ。 わかったつもりでいる限り、本当にわかることは永遠にない。情報が溢れていることも良し悪しだ。 一方、知るだけで即結果が変わる…

V字のポーズ

教科書は無視して鳩山メソッドと称し、より響くことを優先に声の出し方を探していたら、変な姿勢をとらないと声が響かない、という壁にぶつかった。探求の末に発見したのは発声法ではなく自分の体の歪みだった。 演奏法を練習するより先に、楽器のリペアをす…

四股日記

軸足の骨盤を閉じる方向の力を、太ももの内側〜スネの外側〜親指という内ねじりのらせんで伝達させる。 その力で地べたを蹴る反作用で、軸足の股関節を体の中心へ蹴り入れる。 そのまま軸足の股関節に乗っかり、もう一方の脚を上げる。 という段取りで四股を…

さつまいも用に畑を借りた

長雨予報前の朝活三連勤、さつまいも用に新規に借りた市民農園に70株を定植した。 品種は羊羹並みに甘いねっとり食感のベニハルカ一択。ナカツタヤで新鮮な苗を入手できた。 さつまいもに限らず、家庭菜園始めた当初の色々な品種作りたい欲も落ち着き、簡単…

練習とは細分化と再統合のこと

教科書に書いてある体の細分化を実感している。 体は部分ごとに細かく動くようになるほど、全体としては簡単に動けるようになる。 練習とは、難しいことを簡単にやる方法を見つけることだと定義していたのだが、具体的に何をやるかといえば、体の細分化と再…

自分が何を教えているのかわかっていない教師

幼稚園児の頃から長年準備運動としてやらされてきた「伸脚」の正しい(?)やり方と効果の大きさに今になって気づいた時、まず浮かんだ素朴な疑問は「なんで誰も教えてくれなかったのだろう?」だ。 理屈を学び、それを意識して実践するだけで、ただなんとな…

四股は楽しい

四股が楽しい。踏むほど体の使い方の発見がある。その発見した使い方を繰り返して、自分の体に染み込ませる。そして、それが完全に染み込んだ新しい体で四股を踏むと、前には気づかなかった新しい発見がある。そのスパイラル。 踏めば踏むほど奥が深い。 は…

伸脚の意味がわかった

スネの外側をよく伸ばす体勢を探しているうちに、伸脚の姿勢に行き着いた。 伸脚の際、伸ばす方の脚の内ねじりを意識すと、スネの外側が伸ばされてとても気持ちいい。 ていうか伸脚って、骨盤〜脚〜足の内ねじりを意識しないと意味ないのでは?! 筋肉の付き…

スネの外側が伸びるようになった

脚の内ねじりを意識して四股を踏んでいるうちに、スネの外側が伸びるのを感じるようになった。 ずっと縮んでいたとみえて、伸びると大変気持ちいい。 そういえば家でストレッチ的な事をする時も、ここを伸ばすととても気持ちよかったのを思い出した。(特に左…

四股と健康

四股は脚を上げる運動に見えるが、見方を変えれば軸足で地べたを蹴る運動だ。当然地べたを蹴っても地球は動かないので、その力は体に戻ってくる。その結果として、内臓を蹴り上げている感覚がある。左のお腹の中にその実感が強くあるのだが、これはジロリア…

体の細分化

教科書に書いてある「体の細分化」を実感している。体がパーツごと関節ごと筋肉ごと細かく動くようになる程、体全体は簡単に動くようになる。見える部分を例にすればわかりやすい。例えば肘関節が癒着して腕が一本の棒になったとする。ギター弾くのなんて難…

腕の内捻りで弾く(右手)

前の記事で脚の内捻りについて書いたが、腕にも同じ事がいえる。腕の皮を剥いて筋肉のつき方を見てもわかるように、身体の力を腕から指先へ伝える経路は、内ねじりの螺旋になっている。つまり、ものすごく簡単に言うと、腕を内側にねじる意識をすると(脇を…

股関節の位置

はじめての機材を使う時に説明書を読んだかどうかで使いこなし度が全然違うように、体にも、知ってるだけで動きが変わる、説明書的な情報がある。 腸腰筋を使うために、以下の二つの情報は大変役に立った。 一つは腸骨筋のつき方。寛骨から股関節の裏側に内…

体の歪みを自分でなんとかする道筋が見えてきた

鳩山メソッドと称して響く声を探究した末にたどり着いたのは、発声法ではなく自分の体の歪みだった。 発声法の前にまずは歪みをなんとかせねばと思い至ったものの、この歪みというものを自分でなんとかするのが難しい。 難しい理由は二つある。 一つは認識の…

尻を上げる

四股の間に間に深く腰を下ろす方式は、とても疲れるので筋トレとしてたまにやることにして、デイリー四股は、体の中の力の道筋に意識を集中する目的でフォーム優先にした。 四股を踏んでいると伝統の型の威力を感じる。 体の変化って大体は長期間で感じるも…

四股

dtkbc.hateblo.jp 前々から趣味で四股を踏んでいたが、黒人音楽の秘密は腸腰筋にありと決めつけて「目指せ黒人並の腸腰筋」という目標を掲げた今、音楽活動として公園で四股を踏んでいる。我ながらいよいよ謎の人間になってきた。 必要に迫られた状態で四股…

常識

同じ激辛カレーでも、食べる人によって、ご褒美にもなれば罰ゲームにもなる。そこには何も問題はない。しかし、もしそこに「常識」が入り込んだとしたら、状況はややこしくなる。 仮に「激辛カレーは罰ゲームだ」という価値観が常識になったとする。常識が生…

「続ける事が大事」の意味

成功は失敗で浮き彫りにされたものでしかない。失敗と成功は、一つのものの裏表でしかない。「失敗は成功のもと」というけど、もっと言っちゃえば「失敗は成功」だ。 しかし、一つのもののはずなのに、失敗と成功は確かに存在するように見える。では失敗と成…

失敗=地固め

鳩山メソッドと称して響く声を追求した結果、発見したのは発声法ではなく自分の体の歪みだった。そこで、一旦発声法はおいといて、体自体を整えることにした。演奏の練習をする前に、楽器のメンテナンスをすることにしたのだ。 参考にしているのがこの本。ス…

黒人並の腸腰筋を目指す

練習とは2倍の力で頑張ることではなく、半分の力でやる方法を見つけることを練習と定義して以来、いかに末端の細い筋肉ではなく、根っこの太い筋肉の力で動けるかが練習のテーマになっている。 そこで注目した筋肉が「腸腰筋」だ。身体の根っこにある腸腰筋…

弦を押さえる指先の位置が変わった

弦を押さえる力を、指の力から、左腕の内捻り(脇を締める方向)の力に変更した。すると指先が弦に触れる位置も変わった。 今までは、ここら辺で押さえていたが、 腕の内捻りの力を指先に伝達するなら、 ここら辺で押さえた方が全然いいことに気づいた。肩から…

中心を定めると、末端も定まる

腸腰筋がよく働く事を最優先に生活している。 腸腰筋がよく動くには骨盤はこの角度にせざるを得ないな。足の向きはこっちだな。内臓が落ちてくると骨盤の角度が決まらなくなるか、1日の食事量はこれくらいがいいな。等々のように、中心を定めると、末端も自…