エビオス錠

ビール作りの副産物であるエビオス錠は、いわばビールの酒粕だ。

そう思えると、錠剤のように摂取する態度は味気ない。実際エビオス錠は美味しい。

どうせ食べるなら、より美味しくいただきたい。色々試してみた。

まずはシンプルに、美味しい塩だけでいただく。
通っぽいが、奥歯にべっとり張り付くのが不快だ。

納豆にトッピングしたらどうかと思ったが、なおさらべっとり張り付いた。これは明らかに×。

甘酒に混ぜる。ポリポリの食感が心地よく、歯にも張り付かないが、エビオス錠自体の味わいは隠れる。
匂いが苦手な人にはいい。


味付け以上に、咀嚼の仕方が大事なことに気づいた。一粒ずつ口に入れ、感触を味わうように優しく縦に噛む。
口の中で溶けた後、マグロの刺身のような風味が口に広がる。一粒でなかなかの満足感がある。
上手に噛むと奥歯にもひっつかないし、結局この食べ方がベストかもしれない。エビオスレシピは今後も開発していきたい。


自然界には、必要度の高いものほどありふれている。
もし免疫力を上げる栄養素というものがあるとしたら、炭水化物タンパク質脂肪や、それを力に変えるビタミン等の、ありふれた栄養素だと思う。