ゴパンが欲しい

パンと仲直りした。グルテンフリーだとかお米の素晴らしさを知ってみても、子供の頃から毎朝食べ続けた味、口に入れて美味しいと感じることは、それはそれで認めざるを得ない。 そして今の世の中、パン屋はもちろんスーパーコンビニに至るまで、テンションが上がる美味しいパンで溢れかえっている。 ましてや俺はセリアック病でもないしウインブルドン優勝も目指していないことに今更ながら思い至った。

先日いちやまマートで「コシヒカリパン」なる商品が目に入った。米100%のずっしりした、トースト専用食パンとのこと(焼かないとボソボソ)
第一印象は高いな、だったが待てよ、そもそも食べてもいないのに何故高いとわかるのか?試しに買ってみた。果たして高くはなかった。焼いた香ばしさと甘さは小麦粉の代用ではなかった。俺の心の中にあったお米かパンかという対立は、21世紀の日本では既に解決されていたことを知った。

俄然米粉パンに興味が湧いたところ、ゴパンというとんでもないホームベーカリーの存在を知った。米粉どころか、生のお米からパンが焼けるらしい。まだ使ったことはないが、イメージ通りだとしたら、もう我々の生きるこの時代は、ドラえもんの世界と言っても言い過ぎではないと思う。