ヨガ自体が楽しくなってきた

練習とは、難しいことを頑張ってやることではなく、難しいことを簡単にできる方法を見つけるために試行錯誤することだ。

 

だとすると、上達するためにまずやるべきことは、練習以前に、楽器を弾きやすい状態にメンテナンス、リペアすることになる。

 

 

歌う人の楽器は体だ。

発声法試行錯誤するうちに、発声法以前に体のリペアが必要だと思い至り、とりあえずヨガをはじめてみた。これが楽しい。

 

やっていると、リアルタイムで元気が出てくるのを感じられる。そこで出た元気を翌日ヨガに使えば、さらに元気になる。資産で資産を増やすような正のスパイラルがある。

 

 

実際体の使い方がわかってきて、体が変わってくると、声の出し方も変わってきた。

 

声を一定量出し続けていると、今までのやり方とは違う声の出し方を発見する瞬間があるのだが、その発見の頻度が高まった。

 

新しい声の出し方を発見したら、それを無意識でできるくらいまでしつこく繰り返し、体に染み込ませる。

 

それが完全に染み込んだ新しい体で再び声を出し続けると、さらに新しい発見がある。その発見を体に染み込ませる。そして新しい体でまた声を出す。その繰り返し。

 

外から見れば、ずっと同じことをやっているようだけど、やればやるほど発見があって面白い。ヨガも発声もそこは同じだと思う。どうも自分はそういう作業が好きだ。