足の小指側の側面を伸ばす
足の3点接地を最優先で四股を踏む試行錯誤を続けるうちに、小指球に落ちるべき体重が、小指球より前方(指先の方向)に落ちていることに気付いた。
解決方法もわかった。足の、小指側の側面を前後にググーっと伸ばすように意識すると、指の方にずれていた重さが小指球に、ひいては足裏3点に集まるようになった。
足裏3点に乗っかれると、お腹が少し凹み、脚と胴体が繋がり、体の芯の力を使えるようになる。
いわば足の側面を伸ばすという意識が、脚と胴体を繋げるスイッチになる感じだ。
このスイッチの入れ方を覚えて以降、日常のあらゆる場面に活用して楽しんでいる。
例えば自転車、スイッチを入れると胴体の力も使ってこげるので、坂道も楽に登れる。
発声もあからさまに変わった。呼吸が声の出し始めから安定して、楽に響く声を出せるようになった。足の小指で声を出すような感覚。
足は全身につがっていると書いてあったが、実感すると俄然面白い。