大腰筋の凝り固まり

前々回のロルフセッションで、左の大腰筋が、どえらい凝り固まっている事が判明した。依然固いままではあるが、気持ちはすごく楽になった。

同じ悪いでも、どこがどう悪いかわからない時が、自分には何ができるのかわからないので一番辛い。

どこがどう悪いか具体的にわかればわかるほど、やるべきこと、やらなくていいことも自ずと見えてくるので、余裕と希望が持てる。

 

身体を具体的に意識して生活すると、色々な事が具体的に見えてくる。

左腹の縮み感が激しい時とそうでない時があること。激しい時は息が浅くしか吐けなくなり辛いこと。息が浅くなる身体的不快感が、お馴染みのネガティブな妄想などにも、ほぼダイレクトに繋がっていること。高い声を出す時、この縮みがカセになっていること。

自分の心身両面の不調の源は、全部これなのではとすら思えてくる。

 

違和感があるのをいい機会に、違和感をサーチライトにして、大腰筋に効くストレッチのやり方を探す。

うまいこと大腰筋が伸びる姿勢を作り、息を吐きながら伸ばす。件のコリに効かせられている感覚がある時は、気持ちいい悪いとか以前に、圧倒的な恐怖感に襲われて、先に進めなくなる。

息ができなくなり、「それ以上やると死ぬ」という本能的恐怖が襲ってきて、続けられなくなる。200キロのベンチプレスを上げているわけでなし、ただ自分の部屋でストレッチをしているだけなのに、息も絶え絶え心臓バクバク顔面蒼白、って感じになる。こんな恐ろしいものを自分の体の中に抱えていたことに驚く。

 

このコリがなくなったらどれだけ楽になるんだろう。長い間、こっている状態が当たり前だったので、想像もできない。

何が原因でこんなにこっちゃったんだろうか。これも、こりから解放されないことには気づけない気がする。ものごと、距離を置かないと、見えない。

 

全10回で段階を追って身体を解放していくロルフセッション、明後日に控える5回目がまさに「大腰筋の解放」らしい。すごく期待しちゃっている自分がいる。元気になりたい。