背骨をねじる

背骨をねじっている。 「腰椎の下の方からねじっていく」という師匠の言葉を試行錯誤していたら、胸椎が捻れていないことに気づいた。と同時に、胸椎がねじれるようになった。腰椎→胸椎→頚椎、と順にねじっていく感覚を覚えた。 三つに分けて順番に背骨をね…

あふれる豊かさ

先日ライブ後共演者が、「ライブのあとは疲労困憊する」と言っていて、意外だった。というのも俺はライブが終わると疲れるどころか、逆に元気になる。皆がそうとは限らないのね。 師曰く、与えることとは、身を削ることや我慢することではなく、豊かさの表現…

ヨーガで源泉を掘る

これまで、どうでもいいことに時間とお金を使いすぎた。これからは、どうでもよくないことだけにエネルギーを注ぎ込みたい。 dtkbc.hateblo.jp では、どうでもよくないこととはなんなのか?以前、温泉理論を書いたが、結局、音楽に限らず、何かを作る人が一…

ヨーガで陸に上がる

溺れてる人がまずやるべきことは、溺れた理由を分析することでも、泳ぐ練習することでもなく、とにかく陸に上がることだと、という。 じゃあどうやって陸に上がるのか?俺にとっては、ヨーガがその方法のように思う。 そしてその実践はそのまま泳ぐ練習にも…

溺れる

師曰く「溺れている人が1番最初にすべきことは、とにかく、どうにかして陸に上がることだ」 言われればほんとその通りだよな。溺れながら泳ぐ練習はできないし、溺れちゃった原因を分析考察するのも、とりあえず陸に上がってから、ゆっくりやるのが順序だ。 …

自分のお金と時間の使い方が悲しい

室内が寒すぎるので、畑でトマトなどの支柱などに使うイボ竹とプチプチで、部屋の中に部屋を作った。 この度、その部屋を撤去した。 撤去してみてはじめて、プチプチハウスの存在が精神衛生に多大なる悪影響を与えていたことに気づいた。河川敷のルンペンハ…

声帯が加齢でくたびれていると診断された

声の調子がなかなかよくならず、耳鼻科へ行ってみた。 内視鏡で確認できたのは、加齢による声帯の痩せだった。 大なり小なり声帯に疾患があると思い込んでいたので、それがなくて安心した反面、想像もしなかった結果に戸惑っている。 使わずに衰えるならわか…

親指に力が入っていることに気づいた

トリルがどうしても滑らかに弾けない原因を探るうちに、使ってない親指に無駄に力が入っていることに気づいた。 親指の力を意識して抜いたら、人差し指〜薬指が自由に動くようになった。 弾けない時は、往々にして何かができてないのではなくて、何か余計な…

喉を休めることにした

ボイトレというより、半ば中毒で毎日声を出していたら、慢性的な喉の違和感を感じるようになった。 裏声が出ない。高い声になると、声がきれいに振動しない。スピーカーのコーンに鉛筆が刺さってるような違和感。 違和感は感じつつも、スタジオに通ってしま…

微細な感覚

師匠曰く「上唇と歯の間に声を響かせ」 どうやったらそうできるか試行錯誤するうちに、口を縦に開ける、頬をビミョーに寄せる、顔面の力を抜く、などの、今まで意識していなかった部位の使い方、使わない方が見つかってきた。 使い方と言っても、大変微妙な…

肘で弾く

師匠曰く「ピアノは肘で弾け」

ワキの力を抜くことに気づいた

ピアノを弾いていたら、ワキに力が入っていることに気づいた。ワキの力を抜いたら、指がものすごく自由になった。どう頑張っても弾けなかったピロピロっていう装飾音を弾く手がかりが掴めた。また、ワキの力を抜くと、腕の筋力ではなく、腕の重力で打鍵でき…

ブラックミュージックその3

音楽とのはじめての出会いと、現在やっていることが、身体というキーワードで一本に繋がった。 過去と今がつながれば、その線の先に、目指す未来も見えて来る。 身体から繰り出される、脳みそを超えて響く、人間の可能性を具現化した音楽を奏でたい。 といっ…

ブラックミュージックその2

自己流発声法に限界を感じ、いい声の出し方から、いい声が出る身体の作り方にシフトチェンジした鳩山メソッド。 いかに楽に自然に簡単に、理にかなった、コスパの高い体の使い方ができるか。 それらを学ぶ中で師匠から示されたキーワードの1つが「腸腰筋」だ…

ブラックミュージックその1

師匠いわく、源泉を掘る作業の一つは、自分の身体を探求することらしい。 歌にしろギターやピアノにしろ、演奏は身体を使って行われる。ならば身体そのものの使い方に上達して、身体自体のスペックを上げれば、一気にすべての楽器が上手になるという理屈にな…

理想は温泉♨

師匠いわく、理想は温泉らしい。 温泉は、人が見ていようがいまいが、ただ湧きたいから勝手に湧いているだけだ。それでいて、多くの人を集め、癒し、元気にする。 人を元気にしたい!と理想を掲げて、いくら頑張って人工温泉を作ったところで、結局天然温泉…

施術が効果発揮するのは誰のおかげ?

ロルフを受けて以降、顎を引いて、うなじを伸ばす感覚を掴み、その感覚を意識し続けるうちに、喉の奥をガツッと開けて声を出せるようになった。歌手にとってのいい体とは、声がよく響く体なので、ロルフを受けたことで間違いなく体が良くなった。 施術が効果…

頑張ることも大事だな

逆立ちの練習していたら、腕を使う際、胴体、あばらの前面周りから、腕として使えるようになった。筋肉で言うと前鋸筋、外肋間筋内肋間筋あたりだろうか。(解剖アプリと照らし合わせ) 胴体の力でギターやピアノが弾けるようになると、ピッキングや打鍵の楽ち…

逆立ち

発声練習と称して逆立ちを練習する謎の生活を送っている。 発声における首周りの重要さに気付き、よく声が響く首の位置を探すうちに、肩が凝り固まっていること、それが首の動きも邪魔していることに気付いた。 凝り固まってしまった原因は、使わなかったか…

正しい位置に折り目をつける

紙を同じ場所で何回も折ると、折り癖がついて、簡単に折れるようになる。 身体もそれに似ている。同じ動作を続けると、簡単にその動作ができるようになる。 いわば練習とは、折り癖をつけること、とも言える。 その折り目が、身体の構造に沿った適切な場所に…

元気があればなんでもできる

師匠曰く「元気があればなんでもできる」らしい。 そうかな?と思ったが、逆に「元気がないと何にもできない」と言われると、途端に納得できる。 「朝起きれない」「皿が洗えない」「積ん読の山」「郵便受けに溜まった各種公共料金支払いを見てみぬふり」「…

ロルフ終えました

ヌルッと、ロルフセッション全10回を終えた。身体の解放に関しては、途中から長期戦を覚悟したので、一回毎に一喜一憂しなくなった。 10回を終えてみて、結局身体はよくなったか?果たして、よくなった。 歌手にとってよい身体とは、より声が響く身体だ。ロ…

壊れた楽器を使い続けると、練習するほど下手になる説

ロルフの第七セッションで、カチカチだった首が、だいぶ動くようになってきた。 それにリンクして、前回の記事③の声の出し方が明確になった。出し方がわかってから顧みると、以前の体じゃ、どれだけ頑張ってもこの声の出し方はできなかったなーと思う。つく…

声の出し方忘備録

声の出し方がだいぶ変わった。今のところ、以下の3ステップに落ち着いている。 練習の便宜上3ステップで書くが、本番はステップ踏んでる暇はない。目指すは同時進行。複数のステップを一つに統合すること、一つづつ意識しないとできないことを、一つの動作と…

左鼻が通った雑感

7回目のセッション後の更衣室で、服を着るより早く、ヨガの片鼻呼吸法を試してみた。 今までは、左に息が通らず、息苦しくなり、どうしても長く続ける気が起こらなかった。 それが、楽々通る。いつまでも続けていられる。改めて左の開通を確実なものとして確…

ロルフセッション7回目

色んな人のロルフセッション体験記を読んでいると、各々、それぞれ当たりの回があるみたいだけど、俺にとっては7回目が神回だった。 7回目のお題は口と鼻の制限の解放。そしてその先の狙いは首を解放すること、らしい。 口と鼻の制限を解放するその方法は、…

ロルフセッション六回目

前回、5回目を終えてみて、体の変化よりも心境の変化が大きかった。 4回目までセッションが進み、自分の身体の歪みが具体的に可視化されていくにつれ、「なる早でこの歪みを解消する!」と積極的攻めモードが高まっていったが、5回目で歪みのあまりの根深…

こけしのように立つ

ロルフの先生いわく、「理想は重力を味方につけた体」らしい。 重力に逆らわず、反力を味方にして、最低限の力で立っていられる姿勢。そう言われて頭に浮かんだのは、こけしだ。 こけしを机の上にポンと置くように立つことができたら、どれだけ楽だろうかと…

ロルフセッション5回目を終えた

左の大腰筋の解放、果たして期待通りにはいかなかった。先生が「わーこりゃすごい‥」と声を漏らすほどの恐ろしく強固な凝り、一回のセッションで柔らかくなるようなレベルではなかったらしい。 ここまでの頑な(かたくな)さになると、単純な肉体疲労によるコ…

寝るに限る

我が来し方顧みると、大きい行動のエネルギー源はすべて「まともになりたい」という欲求だった気がする。 「マイナスを減らしたい」という欲求でしか行動できない。 そんな自分のような消極的人間に対し、世の中には、別にマイナスを感じていないのに、さら…